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公衆衛生活動報告

令和元年6月より沼津市歯科医師会公衆衛生担当理事(成人歯科)として2期目をむかえ沼津市民向けの講演活動を行っております。毎年恒例の歯科医師会主催のイベントが6月プラザヴェルデで行われ、また8月には沼津市健康づくり課主催の出張出前講座が門池地区センターにて開催されました。自分に与えられた演題は”オーラルフレイル予防 のばそう健康(健口)寿命”です。

オーラルフレイルとはお口の衰えを意味します。今や80歳で20本以上歯が残っている方が50%を超え歯の数からお口の機能向上、機能回復に視点が移ってきております。しかしお口の機能の衰えは知らぬ間に進みそのまま放置すると全身の衰え(フレイル)に繋がり健康寿命にまで影響することが分かってきております。オーラルフレイル予防はずばり、ご自身の歯を残し咀嚼・嚥下・発音….などに関与する筋肉の衰えを防ぐことです。

今後もこのような講演活動を通じて一人でも多くの方に歯の大切さとお口の機能の重要性を訴えていきたいと思います。