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糖尿病・歯周病講演会

令4年1月30日、静岡県からの委託事業である糖尿病・歯周病講演会が静岡県歯科医師会館で開催されました。静岡県歯科医師会員・歯科衛生士を対象とした講演会で年1回開催されております。今回の糖尿病部門は全国的にも有名な愛媛県松山市で糖尿病専門医としてご活躍されております西田亙先生でした。歯周病部門は私が担当し演題は人生100年時代におけるSPTの重要性とその実際”でした。SPTとは歯周病が治療により沈静化した後定期的に行うメインテナンスを意味します。講演では歯周病の主な原因である細菌にフォーカスをあて講演しました。様々な研究から健康な人から検出される細菌も細菌同士ネットワークをくみ病的環境作りに加担していることが分かっております。従って健康な方でも発症する可能性は十分あります。一方、歯周病は完治しない病気であるとも言えます。生涯メインテナンスし続けなければ爆発的に細菌は増え必ず再発するのです。その為には継続的なSPTが必須です。

最後に、“SPTで健康寿命の延伸は可能”を私からのメッセージとさせて頂き講演会は無事終了しました。