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第64回秋季日本歯周病学会学術大会レポート


10月15日~16日に名古屋国際会議場にて日本歯周病学会秋季学術大会が開催されました。ハイブリッド形式での開催でしたが久しぶりの会場参加で気持ちもやや高ぶる中充実した学会でした。

今や歯周病はお口の中だけの病気ではなく糖尿病の6番目の合併症と言われております。歯周病を治療することでHbA1cが約0.4改善、薬1種類の効果があるようです。その対応策の一つとして愛知県東海市で行われている歯周病糖尿病の重症化を予防するための医歯薬連携モデル事業についてご報告いたします。東海市内の医院・歯科医院・薬局を受診した40~75歳の患者様に糖尿病歯周病のチェックリストを配布し歯周病糖尿病の疑いのある患者様に受診勧奨をする事業です。

歯周病治療が全身の健康に繋がるのはもちろん医療費削減効果は明らかです。まずは患者様に病気に気づいていただく、その一つのきっかけになれば人生一変すること間違いなしです!