歯科一般
診査・診断について
この診査・診断こそ歯科治療のすべてと当院では考えております。
まずは問診です。患者様のお身体の健康状態を把握し、痛みなどの症状について詳しくお聞きします。安易な治療にならないよういろいろな角度からのアプローチが必要です。
そのため当院では顕微鏡(最大拡大率24倍)やレーザーを、保険治療・自費治療の区別なく用いて慎重で正確な診断をおこなっています。
ひとつの例として、歯が割れている場合、その歯は保存が難しいのですが、実際のところ歯の表面のひびは肉眼ではわからないことが多く、顕微鏡なしには診断が極めて困難です。顕微鏡を使えば無駄な治療がはぶけ、より正確な治療が可能になります。
また、歯の表面が黒ければ全て虫歯と思われていませんか?レーザーで検査すれば、虫歯なのか、ただの着色なのかがわかります。虫歯なら、どのくらいの深さまで進行しているのかも診断がつくのです。小さな虫歯は削る量を最小限におさえたい、外見より深い虫歯は早く確実に治療したい。患部の状況を正確に把握してこそ、的確な治療ができるのです。
上の例はほんの一部の例ですが、当院では
今、患者様に必要な治療は何か、を常に考えた治療を心がけています。
虫歯治療、その前に・・・・
Part1 (統計結果から見た虫歯の現状について)
歯科の2大疾患である齲蝕(虫歯)の実態はどうなのか、文部科学省より発表された平成22年度学校保健統計調査結果から子供達の齲蝕(虫歯)の現状を時代の推移と共に見てみましょう。
ここでは理解しやすいよう齲蝕(虫歯)の無い者の割合を表示いたします。

ご覧のように幼稚園〜高等学校まで一貫してこの30年の間に急激な減少傾向を認めます。
30年前は齲蝕(虫歯)の全く無い者の割合が約15人に1人であったのが今や約2人に1人は齲蝕(虫歯)が無いのが現状のようです。しかし臨床の現場ではと言うと・・・・・

年齢に関係なく深刻な齲蝕(虫歯)に悩まされている患者様も残念ながらいらっしゃいます。患者様個々に口腔内環境・生活環境・生活習慣・健康意識は様々です。
今や齲蝕(虫歯)治療ですらオーダーメイドな対応が求められていると言えるのではないでしょうか。
義歯−入れ歯
長い人生の中、何らかの事情により歯を失うことがあります。噛むこと、見た目の回復などの方法として、最近の歯科技術の進歩により人工歯根のインプラント治療がかなり普及してまいりました。
しかし、外科処置をともなうインプラント治療にはどうしても踏み切れない患者様もいらっしゃいます。また、お体の事情でインプラント手術に適応されない方もいらっしゃいます。
そのような方々の為に、当院では、可能な範囲でできるだけ小さく、コンパクトに義歯を設計し、違和感が少なく、お食事もお話しもしやすい義歯をご提供しております。
典型的な症例(下の奥歯が欠損している場合)


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利点
- 短期間で製作可能
- 歯をほとんど削らず製作可能
- 低料金
欠点
- 義歯全体が大きく違和感が強い
- 残存歯の状態によっては安定感に欠ける
- 残存歯の多くを義歯が覆う為口腔内の衛生状態が悪くなり易い
- 義歯を安定させる為の維持装置が審美的障害になる
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利点
- 義歯全体が小さく違和感が少ない
- 義歯と残存歯とが強固につながる為義歯自体安定感がある
- 義歯を安定させる為の維持装置が審美的障害にならない
- 義歯の取り外しが楽
欠点
- 精密である為、義歯に合った形に歯を数本削らなければならない
- やや高価である
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使用金属について
虫歯の治療を経験された方、義歯をご使用の方は、お口の中に何らかの金属が使われていることと思います。一般的に保険診療で使われる金属はほとんどが非貴金属で占められており、その組成の詳細は不明です。
当院では、患者様の全身への影響なども考え、開業当初から使用する金属にこだわり、現在はドイツのデグサ社製金属を使用しております。
金属アレルギーを起こすおそれのあるパラジウムを含まず、またドイツの様々な厳しい試験(下記参照)をクリアした、身体にやさしく安全で高品質な金属です。
- 耐食性試験 (Corrosion resistance)
- 細胞毒性試験 (Cytotoxicity)
- 染色体試験 (Chromosome analysis)
- 変異原性試験 (Mutagenesis)
- 刺激作用試験 (Irritant effect)
- 歯科技工士の操作性試験 (Preparation ease)
局所麻酔について
一般的に、歯科治療で使用されてる麻酔薬には防腐剤や血管を収縮させる薬が添加されています。しかし、高血圧・心不全・糖尿病の方、防腐剤アレルギーの方などにはこのような麻酔薬は使用できません。
また、お子様では歯科で初めて麻酔される方が多く、その投与にはとても慎重になります。
そこで当院では、常時3種類の麻酔薬を用意し、その成分の内容により患者様と治療内容に合った麻酔薬をお選びし、安心して治療をお受けいただけるようにしています。
患者様からの問診も大切です。ご不安な点は遠慮なくお申し出ください。
病診連携
一般的な治療方法では対応不可能なごく一部の難症例には様々な分野のスペシャリストドクター(専門医)と連携をとりながら患者様のご要望にお答え出来るよう取り組んでおります。
(リンク参照)
定期健診
歯の治療も一度終わればそれでよし、ということはありません。再治療がないように確実な治療を心がけていますが、何より予防が大切です。
当院ではおハガキにより定期健診のお知らせをさせていただいています。患者様のお口の中の状況により、3ヶ月から1年に1度を目安にしています。